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【禁断の味】平日昼飲み

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新入社員の配属

今日はハローワークの定期訪問日だ。久しぶりに早起き(8:30起床)して、天神まで出かけた。天神地下街を歩いていると、リクルートスーツを着た初々しい若者の集団をちらほらと見かけた。

「ああ、そういえば昨日、企業の入社式があったから、今日配属先へ向かっているんだな」と、そのほほえましい光景を眺めていた。そんな俺の頭の中ではドナドナの音楽が流れていた。

社畜の出荷日

4月2日、それは社会の教育を終えた若い社畜達が出荷される日でもある。正にドナドナの子牛。これから社会の不条理にされされる彼らの3割は3年以内に会社を去ることとなる。新卒3年以内の3割離職は統計ではっきりしているが、大体3年くらいで社会の不条理に嫌気が差し始めるのでそんなもんだ。

今の若者達は情報収集にも優れていて、社会の現実ってものもわかっている人が大半だと思う。社会には思った以上にクソ野郎が多いこともわかっているだろう。でもね、あなたたちが思っている以上のクソ野郎が多いから!

そして、実際に面と向かってそんなクソ野郎を相手にすると想像以上のストレスにさらされる。SNSで書かれている文章ではなく、生身のクソ野郎だ。生身のクソ野郎は「こんなにクソなんだ・・・」と思うこと請け合いだ。これが繰り返されると本当に働くことが嫌になってくる。んで、会社を辞める。

でもまあ、これは仕方ないことなんだ。資本主義の中で生き残っていくためには、いわゆるクソ野郎にならないといけない。そんな人間に眉をひそめている君たちも、時とともにそういう風になっていく。そうでなければ生き残れない。ビッ〇モーターに勤めていた幹部達も、家に帰ればいい父親なんだ。自分の家族を養う賃金を得るためにそうなるしかなかったんだ。

これから社畜人生を送っていく君達もクソ野郎になっていく。「君たちはどう生きるか」どころではない。「君たちはどうクソ野郎になるか」だ。でもね、クソ野郎になることに引け目を感じる必要はない。それは資本主義の中で生き残っていくために強くなるということだ。そう、これは仕方のないことなんだ。若者達にはこれからの社畜人生を頑張っていって欲しい(利根川目線)。

FIRE民なら絶対にすること

これから社畜人生を歩んでいく若者達はさておいて、既にFIREしてしまった俺は、FIREしたら絶対にしようと思っていたことを今日決行する。それは・・・

平日昼のみ!

いやー、これFIRE民なら絶対に一度はやるんじゃないか。普段、酒を飲まないんだけど、平日昼飲みは絶対やると決めていた。

平日昼間に、桜を眺めながらビールで喉を潤す・・・。

キンキンに冷えてやがるっ!

めちゃくちゃ旨い!え?ビールってこんなに旨かったっけ。なんか幸福感が半端ないんスけど。

売れたアーティストが、朝ビールを飲みながら通勤しているサラリーマンを見て、人生に勝ったみたいな話をしていたが、そん時のビールの味はこんなだったんだろう。とにかく幸福感がすごい。自由に味があるとしたら、平日昼間のビールがその味だ。

え、素ビールじゃつまんないから、おつまみとかあるといいんじゃないかって?

おつまみならあるよ。今日出荷された社畜たちの暗い未来が、平日昼飲みの最高のおつまみだ。

そう、俺もクソ野郎の一人なのさ(ニチャア)。

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